以下の記事は50年前に発刊された雑誌(リーダーズダイジェスト)より抜粋したものです。
50年経った今でも日本の教育は変わっていないのではないか、この記事がつい最近だされた記事と言われてもおかしくない内容でとても驚きました。
(編集部と外国人記者との対談)
こちらの内容では高校受験の内容となっていますが、今では東京都内で激化する中学受験、中高一貫に通い大学受験のための授業カリキュラム。
何のために学校へ行き誰のために受験をし、今でも変わらない一流企業への就職という理想。
これだけ変化が激しい時代と言われても今もなお変わらない教育、ネット社会により強化されたブランド思考。
こちらにも書いてある通り50年経った今でも“日本の大学は一度入学試験をパスさえすれば、たいして勉強しなくてもたいていの学生が卒業できる。それが名門校であれば、一流会社へ入るパスポートがもらえることになる。いわば、一度の入試でその学生の人生が左右されてしまうわけです。“
だからこそ50年も変わらずこういった状況が続いており、そして大きな失敗もなく自分が大学を出て会社に就職するという道を歩んできたからこそ、自分の子供にも同じ道であれば教えることができる、大きな失敗もない安定した会社員という道を歩ませることはできるかもしれませんが、50年前と変わらない大学の道を歩ませるべきなのか、激化した中学受験に参入すべきなのか、答えは人それぞれかもしれませんが過剰な子供への教育投資は少し考える余地があるように思います。
50年前と変わったことは、SNSの過剰なまでの発展。中学受験なんて調べたら自分の子供と同じぐらいの子が毎日机に向かって勉強している状況がすぐに目に入ってくる。中学受験するなら公文の〇〇教材までは必須、トップクラス問題集をやり込む、入れたい塾のために幼稚園からお金を費やすなどなど細かいことを言えばキリがありませんが、本当か嘘かわからない情報がSNS上には溢れています。そんなSNS上の情報を見ていると我が子と比べて世の中の子はどうなってるの!?という驚きと焦りの世界が満載…これ何を隠そう実は私の実体験です。そもそも小学校受験も考えていたぐらいで結局は長男を中学受験のために小4で塾に入れた1人。
SNSがある今の時代は周りの目を気にし、周りが“よく“見えてしまうからこそ見えるものを真似る。
本当に恐ろしい時代です。そしてなんといっても自分が1番恐ろしい。
こんなブログを書いている私こそ、自分で考え情報を分析し不要なものを捨て自分自身が変わり行動を起こさないといけない時代。
大人が考えを変えなければ、子供たちの未来を変えることができない。
そのため今では中学受験を無理にしなくてもいいと思うようになっています。
我が子や周りの子を見ていると中学受験は本当に向き不向きがあるのに親のエゴでやらせてしまっている。
塾の保護者会はパパから言わせると、これなんかの宗教?と言われました笑
そしてなんといっても親の私からみると我が子は中学受験にあまり向いていない。
そこで私がここまで子供にやらせてきてしまったので、2人でお出かけしスタバでゆっくりフラペチーノを飲みながら子供と今後について話してみました。
子供にやってみたいことをノートに書いてみてもらったり、これを実現するために中学受験は必要か話し合って見ました。
結論、高校受験のほうが大変そうだし高校受験したくないから中学受験する!と言われました。
しかしこの高校受験が大変そうという言葉も数年前に私が中学受験をさせるために高校受験はテストだけじゃなく成績表なども評価されるから普段の授業態度とかも見られるよ、中学から高校まで一貫高に行ったほうが楽だし大学受験に向けて勉強できるよなど適当に言っていたことを覚えておりそれも影響していました。
子供たちが生まれてから子供に対する教育にとても興味を持ち、絵本の読み聞かせから始まり、モンテッソーリ、七田、くもん、ディズニー英語教材など教育でいいと言われることは様々取り入れていました。
しかし子供が3人いながら近くに自分の親がいるわけでもなくフルタイムで働いていると、続けること子供にやらせることが本当に大変で続かないものも多く、男の子3人が机に良い子に座っていられるわけもなく、毎朝日課のくもんをやらせるだけで一苦労…めちゃくちゃキレてました。
それでも子供の教育に関してはいわゆる教育ママ要素満載でここまできましたが、まさかの自分を振り返る時間を持つ中で私の考えが完全に変わりました。
今の自分が世に言う正解と言われるような道をなんとなく歩んできて、今自分のやりたいことってなんだろうとかなり悩み答えがないまま仕事をしているからこそ、子供たちには自分たちがやりたいこと、才能や特技、自分のいいところを活かして将来仕事をして欲しいと思うようになったのです。
だからこそ中学受験を無理してやらなくてもいいという思いから子供との時間を作りました。
今まで正解とされてきた大学までいき企業に勤める流れだけではなく、自分のやりたいこと、できることを一生懸命やり誰かのためだったり、楽しく人生を送っている人が多い時代となりそれをSNSでみることができ、身近に感じることができる時代となった今だからこそ我が子には自由に楽しく生きて欲しいと思います。
最後に子供たちを見ていると今の大人よりもYouTubeでいろんな世界を見ているせいか、子供たちの多様性に驚かされることが多々あります。私たちが子供の頃であればいじめられていたような行動や格好などをしても受け入れてもらえる時代に少しずつ変わっているように思います。
私の中では日本の将来を考えると公教育などもっともっと時代に合わせて変革していくべきではないかと思います。今でもみんなが一斉に席に座り同じことをしていては、変化の激しい時代では取り残される日本になっていくのではないかと思います。
そんな私も小学校から会社員までのthe日本人あるあるエスカレーターに乗り今もなお降りることはできていない1人ですが…Life Changeします!
“It’s Time to Start“
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